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新卒入社 総合職
パブリックな“おばさん”でありたい

菅原 亜都子

キャンプネーム・ニックネーム 菅原さん、菅原
市民参画課 札幌市男女共同参画センター
キャッチフレーズの理由
同年代の友人と「パブリックおばさん」を目指したい、とよく話しています。自分自身は子どもはいませんが、パブリックな「おばさん」でありたい。年齢を重ねていろいろな経験をさせていただき、例えば外部の委員会などで発言する機会などもいただけるようになりました。「守られる側から守る側へ、与えられる側から与える側へ」。「女性」というマイノリティのなかでも年齢や立場の点でマジョリティ性も獲得してきました。「マジョリティの特権」を正しく行使していきたいです。

活動協会に入社するにあたり、魅力に感じたのはどんなところでしたか?

私が入社した20年前は、就活サイトや大学の就職課などで活動協会の情報があったわけではありませんでした。広報さっぽろの「女性センター職員募集」という記事をみて、ただただジェンダーに関わる仕事ができると思い、志望しました。

活動協会で実際に働く中で、どんなこと、どんなところにやりがいを感じていますか?

活動協会のなかで自分がやりたいと思ったことをダメだと止められたことが一度もありません。妥当性があり、適切な手続きを取れば、背中を押してもらえる経験ばかりでした。自分が考えたアイデアを、仲間や市民の方々と一緒に形にする、ということがとても嬉しいです。今は、それを自分自身ではなく、後輩たちがやってくれる時、さらにやりがいを感じます。

仕事の様子

活動協会に入社して、ご自身のどんなところが成長できたと感じますか?

ネットワークが広がり、活動協会に入社しなければ得られなかったようなさまざまな経験をさせていただきました。その中で、自分の身の丈以上のことにチャレンジする、それを成功させるために自分の力を伸ばす、という機会が多かったです。そのことにより「今はできないことでもできるようになる、変わることができる」という自己確信を持つことができるようになりました。

活動協会での活動を通して、
どんな未来を描いていきたいですか?

Equityという言葉が最近、注目されています。Equityとは「公正」という意味で、私たち一人ひとりが異なる環境や資質をもって生まれ育ち、その違いに配慮して誰もが生きやすい社会を目指す、といった考え方です。活動協会の活動によって札幌や北海道でEquityを実現したいです。誰もが困ったときや差別や暴力を受けたときに声をあげることができ、その声に耳を傾け行動しようとする人が当たり前にいる未来を描いていきたいです。

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