もくじ

人材育成手法

人材育成への取り組み

職員の研修

研修の構成

職員の能力を最大限に高めるため、目的別に3つの分類に分けた研修を実施し、多面的な教育に取り組んでいます。

  • 職位・階層別研修

    財団職員に共通する能力を習得するため、職位別に研修を実施します。

  • 課題別研修

    SYAA特有のスキルを習得するため、都度対象を変えながら、必要な研修を行います。

  • 部門別研修

    各部門で必要な専門的な能力を習得するため、部門内で計画・実施する研修です。

研修で整う人材要件

育成は継続的に行われます。蓄積された各スキルとマインドが充足度に繋がり、DNAを持つ人材へと成長していきます。

  • マインドセット

    物事に対する心構えや将来に向けた思いや意思(構成要素:志、姿勢、価値)

    関係するDNA
  • ポータブルスキル

    ビジネスパーソンとして汎用的に求められる能力・スキル

    関係するDNA
  • 財団特有スキル

    財団内において共通して重要視される能力・スキル

    求められる力

    公益性・公共性の高い事業を企画・運営する力
    社会に支持される事業を運営する力
    公益財団法人としての事業経営の能力

  • 業務特有スキル

    部門ごとに業務を遂行する上で必要なスキル

人材育成を推進するための制度・仕組み

  • 目標管理制度

    対象者と管理職が定期的に面談を実施する。業務に対する職員の意識を高め、困難な課題に対する取り組みを積極的に評価する組織環境の形成を目指し、管理職が職員の目標設定に適切に関与し、組織的な人材育成を推進するための制度。

  • 人事評価制度

    職員の業績や能力等について統一的な評価を行い、これを職員の能力開発及び指導育成に活用し、職員の業務遂行における能力の完全な発揮及びその増進を図る制度。

  • 自己申告制度

    効率的な人事配置を行うことを目的に、人事異動に関する希望について、職員一人ひとりの状況を把握するための制度。

  • 人事異動

    事務の効率的な処理及び職場の活性化のため、職員の異動を行う仕組み。

  • 給与制度

    各職位の職責に応じて基本給及び諸手当の給与処遇を行う制度。

職位別の育成方針

児童指導員

目標 児童指導員は、所属するチーム内での関係性づくりや業務に対する
意識統一など日常的な関与を中心とした育成を行う。

  • (1)基本的な業務レベルの確保

    組織が求める基礎的成果を
    同僚・部下のやりがいや満足感を考えた行動をする
    ・実務的業務に係る意義や目的、方法等の指導
    ・仕事に望む基本的な姿勢を示す
    ・各職員の特性を把握し常時に報告することで育成に寄与する

    一定の職務能力を持つ職員と関わる際、より充実した能力の発揮につながる適切な昇任行動やフィードバックを行う

    奨励する主な取り組み

    • ・定例業務の指導方法の確率
    • ・業務における基本的な行動/姿勢の徹底
    • ・日常的なミーティングにおける振り返りの実施
    • ・同僚や部下の業務状況の把握につながる取り組み
  • (2)コミュニケーションの促進

    チームが所属感や連帯感をもって業務に当たるためには良好な人間関係が重要
    そのために同僚や部下に対して取るべき行動
    ・情報共有(報告・連絡・相談)を促進させる仕掛け
    ・自主性や創造性を引き出す対話

    外部関係者(保護者、地域住民、学校教員など)との連携や交渉にあたっては、誠実な態度と柔軟な思考が不可欠
    各部門で、施設単位の職員/職種構成の勘案と積極的かつ状況に合わせた適切なコミュニケーションを重視した取り組みを行う

    奨励する主な取り組み

    • ・日常的な会話や声かけ
    • ・職員ミーティングの実施と不在時の情報共有方法の具体化
    • ・相談し合う環境や機会の提供
    • ・多様な価値観の理解につながる仕組み
  • (3)専門知識と技能の追求

    放課後や週末等に児童が安心して生活できる居場所を確保するとともに、次代を担う児童の健全な育成を支援することという目的に基づき、利用者の信頼を得ながらより良いサービスへと転換していくために職員一人ひとりが必要な専門知識や技術を追求することに加加え、子どもや家庭を取り巻く環境について常に最新の情報を把握することが重要

    児童会館等事業に専任する職員として必要な能力を高める機会や、自己研鑽に励む意識を醸成する機会を積極的に取り入れた取り組みを行う

    奨励する主な取り組み

    • ・子どもの健全育成に関わる他の施設との交流会や、研修会の実施・面談スキル向上に係る取り組みの実施
    • ・人事評価と人材育成の連動性の強化

公益財団法人
さっぽろ青少年女性活動協会
(SYAA)は
これまで40年にわたり培ってきた
グループワークのノウハウで
次世代リーダーの育成、支援、
協働、共創を促進し
より良い街の未来を創造します。

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